ダイエットやボディメイクをしていると、よく聞く言葉で「アナボリック」「カタボリック」というものがあります。
会話の中でも「アナボってる~」とか「食事してないからカタボって来てる~」なんてのを聞くこともあります。
では、よく使用される「アナボリック」「カタボリック」とはどういう意味かご紹介していきます。
アナボリックとは
アナボリックとは、新陳代謝プロセスの一部を指す言葉で、体内で組織や細胞を成長・修復させるためのプロセスを指します。
アナボリックプロセスは、タンパク質や他の物質の合成に関与し、体を成長させたり修復したりする反応を促進します。
筋肉のアナボリックは、特に筋肉組織の成長や修復に焦点を当てたアナボリックプロセスを指します。
トレーニングを受けた筋肉は、微小な損傷を受けることがありますが、これによって体は新しい筋肉繊維を合成し、筋肉を大きく、強く、耐久性のあるものに改良しようとします。
そして、十分な栄養の摂取(特にタンパク質)が重要で、筋肉の合成に必要なアミノ酸を提供が出来ている体の状態をトレーニーは「アナボリックの状態」と言います。
筋トレの際には、より効率よく筋肉を成長させるために体をアナボリック状態にすることが望ましいということになります。
カタボリックとは
筋トレにおいて「カタボリック」とは、新陳代謝プロセスの一部で、体内の組織や分子が分解されるプロセスを指します。この用語は主にタンパク質の分解のことを指します。
筋トレや運動を行うと、筋肉は疲労し、微小なダメージを受けることがあります。
この状態では、体はエネルギーを生み出すためにタンパク質を分解し、それを必要なエネルギー源として利用します。
このタンパク質の分解過程がカタボリズムです。
カタボリズムは、特にトレーニング後や長時間の運動によって体がエネルギー不足になった際に、脂肪やタンパク質を分解してエネルギーを供給することで、生存を維持しようとする自然な生体反応です。
トレーニング後に一時的なカタボリックな状態になることは一般的であり、これが筋肉の成長や修復の一部です。
トレーニングが終わると、十分な栄養補給と十分な休息を通じて、体はカタボリズムからアナボリズム(合成プロセス)に切り替え、筋肉の成長や修復を促進します。
まとめ
特にボディメイクをしていると、トレーニングも行い体が一時的にカタボリック状態になるタイミングがあります。
その為に消化吸収の良いアプリを摂取するトレーニーも多くいますよね。
私は、トレーニング後にはプロテインドリンクを摂取するようにしています。
またトレーニングは夕食後ではなく、その日最後の食事前にするようにしてますよ。
筋トレ歴が長い人も始めたての人も、良く分からない用語っていっぱいありますよね。筋トレ歴が長くても、新しく出てくる用語もいっぱいありますし、逆に始めたての人は最近の用語は知っていても昔から使われている用語を知らなかったり・・・[…]