「せっかく筋トレしてるけど、タバコ吸ってたらどんな影響があるんだろう」
「筋肉に悪そうだからタバコ辞めたいな」
筋トレをしている方でも、このようなことを考えている方は多くいるのではないでしょうか?
40歳を迎えて筋トレを始めましたが、タバコを吸っていたので筋トレでの影響を調べてみたんですが、やはりメリットはありませんでしたね。
それでもタバコはやめれていませんが・・・
筋肉への影響
では、実際にどのような影響があるのでしょうか?
心肺機能の低下
まず挙げられるのは【心肺機能の低下】です。
タバコを喫煙すると酸素供給を制限し、筋肉に必要な酸素と栄養素の供給を妨げるという影響が出ます。
筋トレでは、酸素が十分に供給されることが重要であり、肺機能の低下はトレーニングの効果を減少させる可能性があります。
簡潔に言うと、【トレーニングの質が下がる】ということですね。
持久力と体力の低下
タバコを喫煙すると、持久力と体力が低下すると言われています。
これは筋トレの効果を制限し、トレーニングセッションのパフォーマンスに影響を与えることにつながります。
具体的には、
- 呼吸能力の低下
- 心血管リスク
- 酸素供給の低下
呼吸能力の低下
タバコの喫煙は肺機能を低下させ、呼吸能力を制限します。
有酸素運動は、酸素を体内に取り込み、筋肉に送り込むプロセスを重要な要素としています。
喫煙者の肺機能が低下している場合、有酸素運動の効果が制限され持久力や運動能力が低下します。
心血管リスク
タバコの喫煙は心血管リスクを増加させることが知られています。
有酸素運動は心臓と血管の健康を促進する重要な方法ですが、喫煙者の場合その効果が抑制されます。
酸素供給の低下
タバコ中毒が酸素供給を妨げる可能性があり、これは有酸素運動中に酸素不足を引き起こす可能性があります。
酸素供給の低下は、運動パフォーマンスを悪化させ運動中の疲労感を増加させます。
筋肉回復の遅延
タバコの喫煙は筋肉回復に対しても悪影響を及ぼします。
では、どのような悪影響があるのでしょうか?
血行の制限
タバコに含まれる有害物質、特に一酸化炭素(CO)は血液中の酸素運搬を妨げると言われています。
筋肉は酸素と栄養素を必要とし、適切な血流が維持されない場合、筋肉の回復が遅くなります。
喫煙によって血行が悪化するため、怪我や筋肉の疲労の回復が遅れることになります。
炎症と免疫応答
タバコの喫煙は体内の炎症反応を増加さます。
筋トレにより筋肉の損傷や炎症が発生した場合、免疫システムが修復プロセスを開始しますが、タバコの影響により炎症の適切な制御が難しくなり、筋肉の回復が遅くなります。
ホルモンバランスの影響
タバコの喫煙はホルモンバランスにも影響を与えると言われており、これが筋肉の成長と回復に影響を及ぼします。
特にタバコの有害物質が男性のテストステロンレベルを低下させることが知られており、これは筋肉の成長の妨げになります。
酸化ストレス
タバコの喫煮から発生する酸化ストレスは、細胞や組織に損傷を与え筋肉の回復を妨げる要因となります。
酸化ストレスが高まると、細胞の機能が低下し筋肉の修復が遅れます。
またタバコを吸えないこと等を含め筋トレ中や筋トレ直後にはストレスを感じると言われています。
人間はストレスを感じると【コルチゾール】というホルモンが分泌され、コルチゾールは筋肉を分解する作用があります。
タバコによる集中力の低下
これは喫煙者の筆者も筋トレ中に感じることです。
筋トレをやり始めた頃は、セット数も少なくトレーニング時間も1時間も出来ませんでしたが、徐々に慣れてくると種目もセット数も増えてきます。
まとめ
予想通りというか、喫煙は筋トレにとって悪い影響ばかりです。
タバコはストレス発散にもなるとは思いますが、常習することによって吸えないときにはむしろストレスにもなります。
個人的には、
「タバコさえ止めれればその分プロテインやホームジムの充実にお金を回すことが出来るなぁ!」
とは思いますが、なかなかすんなり止めるのは難しいと感じています。
私自身、この1年でそんなことを思い2回ほど禁煙をしました。
が、大体は1週間も持たずに喫煙再開・・・
ただ、禁煙をチャレンジすることは悪いことじゃないとは思っているので、今後もあきらめないでチャレンジしていこうと思っています!
筋トレ歴が長い人も始めたての人も、良く分からない用語っていっぱいありますよね。筋トレ歴が長くても、新しく出てくる用語もいっぱいありますし、逆に始めたての人は最近の用語は知っていても昔から使われている用語を知らなかったり・・・[…]