オートレースは、屋外で行う競技です。
つまり晴れの日だけではなく、雨の日もあれば曇りの日もあるということですね。
そして、晴れの日と雨の日では予想も全く変わってきます。
〇雨の日の予想の仕方
雨の日路面状況
予想での路面標示
雨の日は、電光掲示板やスマホ・携帯電話等の予想表示でも以下のような画面表示になります。
上記の写真はオートレース公式のものです。サイトによって微妙に表記の方法は変わります。
レース直前の天候は「天気」の部分から確認できます。
〇曇
〇雨
〇斑
上記の4種類になります。
路面状況の通称
天候とは別に路面の状況も重要なチェックポイントになります。
路面の状況はオートレース公式の画面では、一番右のこちらになります。
上の画像では「湿走路」となっています。
「湿走路」とは完全に路面が濡れている状況を指します。
〇湿走路:完全にぬれた路面
〇斑走路:半乾きの路面
雨の日の予想方法
朝から雨が降っている場合は最初から雨用のセッティングをしていますが、レースが近づいてから天候が雨に変わった場合は選手もタイヤの変更等の調整に忙しくなります。
湿走路が得意な選手を知る
大体の予想サイトには、両走路・湿走路の両方の成績が掲載されています。
こちらは、オートレース公式の選手欄から見ることが出来る直近の成績になります。
どの選手もやはり良走路より湿走路の方が試走タイム・競争タイム・スタートタイミング共に遅くなるのが普通です。
が分かると思います。
雨が得意な選手
よく聞くのが、雨の得意な選手はエンジン整備等が得意な選手より度胸・テクニックがある選手と聞きます。
競争タイムでも分かるように、雨の方がタイムが遅くなるということはコーナー等で滑っての落車を恐れて【雨の日は全力で走れない】ということが原因です。
これは長年レースを見たり情報を仕入れていないと分からない部分でもありますので、情報誌や公式サイト・予想サイトの選手欄から湿走路の得意な選手を調べてみましょう。
想定タイムの計算はこちら!
初心者が新聞の予想マークだけを頼るのではなく、実際に自分で予想するための基本を説明します。ここではより的中率を上げるために、試走タイムまで組み込んで【その日出場する選手がどの程度の速さで走るかを想定するタイム】を理論的に数値に基[…]
プチ情報
オートレースでは、前のレースが終わればすぐに次のレースの試走に入ります。
そして、選手は試走のおよそ30分前ぐらいにはマシンを完成させて待機しなければならないそうです。
つまり、おおよそではありますが自分のレース1時間以内に天候が変わって降り始めた雨にはマシン調整もタイヤ変更も出来ないということです。
まとめ
ここまで、雨の日の路面状況や湿走路が得意な選手の調べ方を説明してきました。
が、やはり雨の日が得意な選手を予想に反映させるのは難しいというのが現状です。もちろん、長くやっていて経験で判断する方もいますが、やり始めの方に一番お勧めするのは
【雨の日は専門誌の予想を頼る】
が一番良いのかなと思います。