「お付き合いしているお相手がいて、結婚を考えているけど何から始めたらいいの?」
「プロポーズを受けてもらったけど、その後どうすれば?」
【両親ご挨拶】結婚の報告
お二人の間で結婚の意思が確認できたのであれば、そのあと気になるのは両家ご両親への挨拶です。中には、以前からお付き合いがあり顔見知りという方も、ご挨拶で初めてお相手のご両親に会う方もいると思います。
どちらの場合であっても改めて結婚の意思を伝えて認めてもらう場となります。
お相手の両親への気遣いや、今後のことにも話が及ぶこととなる場でもありますので、しっかりと準備をして臨むことが必要です。
お付き合いしているお2人の間で、結婚の意思が固まったら、次のステップはお互いのご両親へのご挨拶です。 私も、プランナーをしていた時には、「ブライダルフェア」にご来場頂いた新郎新婦から、「結[…]
【婚約指輪】
婚約指輪を購入される方は、両家顔合わせ・結納式のタイミングでの購入で良いと思います。
良くドラマなどで、プロポーズの際に婚約指輪を用意してプロポーズと同時に出すシーンなんかを見ますが、「断られたらどうするんだろう。」と思ってしまいます。
婚約指輪では、昔は良く給料3か月分などという言葉を聞きますが、確かに結婚指輪と違いリングにダイヤ等の宝石を入れることも多いので大変高価なものです。
それであればこそ、万が一プロポーズや両親への挨拶で断られることを想定し(こんな方は少ないと思いますが)、安価なものを購入するより相手と両親の了承を経てから購入で問題ないと思います。
また、このスケジュールなのには意味があり、結婚指輪がある場合は下記「結納式」で結納の品目の中に加えてお披露目という形で披露することも少なくありませんので、ご用意する場合はこのタイミングが良いと思います。
【ご結納・顔合わせ会】お2人の結婚の約束を両家の約束へ
ご結納
結婚するにあたり、ご結納を交わすことも多くあります。
分かり易く表現すると、プロポーズの成功が新郎新婦2人での結婚の約束。ご結納を行うという事は新郎新婦だけではなく両家間での結婚の約束と思って頂ければしっくしっくりくると思います。
もちろん約束事となりますので、結納を交わした後に婚約破棄となった場合には結納金の返金だけではなく、慰謝料請求となる場合もあります。
私の住んでいる地域で昔は「結納倍返し」という言葉があり、結納を交わした後に嫁ぐ方の都合で婚約が反故にされた場合、結納金の倍額を支払う風習なんかもあったりします。
ご結納に関しても、身地によって結納のしきたりや習慣は様々です。お相手の出身地や両家ご両親の意向を把握し、両家で揉めないように配慮することが、その後のお二人の結婚式・新婚生活をより輝くものとしてくれると思います。
顔合わせ会
最近では、改まってご結納の義を行わなくても良い。というご両家も多くなってきました。
その背景には、一昔前では当たり前のように合った仲人という存在が、現在ではほぼ無くなったというのも大きな理由かと思います。
仲人を引き受けてくれる方が、ご両家を伺って結納の段取りや結婚式・披露宴で新郎新婦の横に座るなんて光景は、今では年に1度見るか見ないかという程少なくなっています。
もちろん理由はそれだけではなく、交通機関が発達した現代では遠距離の両家を取った地域で顔合わせを行いたい。であったり、結納というしきたり自体が堅苦しいという理由からも来ていると思います。
そんなご両家に、顔合わせであっても覚えておきたいポイントはありますので、そちらを詳しく解説致します。
【結婚式準備】
結婚式の準備は(本格的な打ち合わせ)、おおよそ3~4か月前から予約した式場のプランナーを含め打ち合わせをしていきますが、その前には結婚式場を決めるための下見で1年位前から動いている新郎新婦様が多いように思います。
特に下記の理由がある方は、1年以上前から式場に予約を入れる方が多くいます。
「遠方からのゲストが多いから連休にやりたい」
「両親が大安や友引じゃなきゃダメと言っている」
「記念日に行いたい」
「次の日が休みだから土曜日にやりたい」
「授かり婚で、子供を産んでからだとバタバタするから先に会場を決めておきたい」
このような希望のある方は、1年以上前から下見して会場を決めた方がいいと思います。
なぜならば、結婚式場もビジネスである以上は一日に出来るだけ多くの婚礼を挙げて頂きたいと考えています。
当然、式場側は披露宴を行える各会場に枠を設けているハズなので、人気のある土曜日の食事時の時間帯は真っ先に枠が埋まっていきます。枠はもちろん早い者勝ちで埋まっていきますので、日付の目安が付いたら早めに式場の下見に行きましょう!
【新婚旅行】結婚の最高の思い出に
結婚式・披露宴が終わったら、新婚旅行に行きたいと考えている新郎新婦も多いと思います。
こちらも、式の予定が立ったら早めに行動に移すようにしましょう。とはいえ、結婚式・披露宴にかかる費用もご招待するゲストの実数が分からなければ、中々正確なお見積もりが出ないのが現状です。
お呼びするゲストの人数が大幅に変更になれば、ご両家の負担が少なくなるにしろ多くなるにしろ金額の変動が出てくるはずです。それによって、新婚旅行に使用できる費用も変わってくると思います。
上の【結婚式の準備】でも説明していますが、式の日取りが決まったら会場との打ち合わせが始まる前に、ご招待するゲストのおおよその人数くらいはピックアップしておいた方が良いでしょう。
それによって式場側からのお見積もりがより正確になってきます。
【結婚式】
いよいよ、お2人で時間をかけて準備してきた結婚式です。
当日は楽しむだけ、そして両親・親族やゲストに大いに楽しんでもらいましょう。
こちらでは、結婚式でよくあるセレモニーをご紹介!
まとめ
プロポーズから結婚式まで、地域や家によって風習や習わし・考え方は違います。
小さな行き違いで、取り返しのつかない状態になった新郎新婦・ご両親も何組も見てきています。
まずはお相手とお相手の両親の考え、そしてご自分とご自分のご両親の考えをきちんと把握し、合わないところは妥協点を探すことも重要だと思います。
そして、もちろんご両家ご両親の考えを把握し取り持っていくのは新郎新婦お2人です。
どうしても解決策が考え付かないときは、担当のプランナーさんに相談してみるのも一つの手だと思います。
色々なウェディング関係の情報がありますが、プランナーは現場でご両家を見て、打ち合わせをし、時には間に入ってうまく立ち回っている経験があります。
私も1組の新郎新婦に「ご両親への挨拶の仕方」からご相談頂き、披露宴まで2年近くアドバイスをしながら相談されながらお付き合いさせて頂いたカップルもおりました。
これから結婚を考えてるお2人が、この記事を見て素敵な結婚式を迎えるための参考になればと思います。素敵な式場・プランナーと出会えますように。