ここでは、初心者が覚えておきたいルールをご紹介します。
このページを見て頂ければ、初めてオートレース場に足を運ぶ方でも基本的なルールは分かるはず!
そして、オートレースという競技を楽しんでいただけると思います。
オートレースの基本
レース数
オートレースは1回の開催で基本12レース行う。
ミッドナイト(深夜帯に開催しているレース)等はレース数が少なくなる場合がある。
車立て
一回のレースは8車(8人の選手)で行われる。
8人でレースをする際は「8車立て」、7人であれば「7車立て」というように何人の選手でレースをするかを呼称するときに「〇車立て」という。
※基本は8人でレースを行うが、斡旋の都合やその他理由(感染対策等)により人数が少なく行われる場合がある。
試走
当日の選手やバイクの調子を見定める上で、とても重要になるのが【試走タイム】です。
試走では選手は全力で走行するのが基本で、このタイムを目安に選手の調子を測ることになります。
オートレース場やTVやスマホ等で観戦できる状況であれば、試走を見てから車検を購入するのがセオリーです。
オートレースには【ハンデ】というルールがあります。公営競技の中で技量が違う選手同士のレースで【ハンデ】を採用しているのはオートレースだけなので、【ハンデ】はオートレース独特の特徴といってよいと思います。azassu[…]
レース
レースは、グレードレース以外は通常6周回(3,100m)で行われます。
追い抜きは外側が基本
前の選手を追い抜くときは、基本外側からとなっています。
ただし、内側に十分なスペースがあり安全であると判断した追い抜きであればOKとされている。
どこまでが安全なのか、もっと明確な基準があればいいですね。
ゴール
ゴールでチェッカーフラグが振られます。
ゴールしても、レース中に反則等があり順番が入れ替わる可能性もあるので、購入した車検は確定するまで捨てないようにしましょう。
スタート時に関する主なルール
フライング
発走合図が完了する前に発走すること。
フライングがあった場合、再度スタートのやり直しになります。
オートレースの場合は、違反でフライングや事故等で路面に燃料が付着したさには、その後のレースは時間がずれることが頻繁にあります。
事故やフライング等の不測の事態も想定して時間通り運営できるよう設備や人員を訓練出来る様になれば視聴者も安心して時間通り観戦できるのかな。
出残り
フライングとは逆で、発走合図があっても発走しないことを指します。
フライング同様、再度スタートのやり直しになります。
後方スタート
発走補助ラインにタイヤが接地せず、発走合図が完了する前にスタートすることを指します。
後方スタートは罰則(斡旋停止等)の対象になります。
スタート戒告
発走補助ラインにタイヤが接地せず、発走合図が完了した後にスタートすることを指します。
スタート戒告は9回出場中2回行うと罰則の対象となります。
レース中に関する主なルール
かぶせ
他の選手の進路に対して、外側から急激に入ってくることを指す。
かぶせは悪質と判断されれば失格となる。
押圧
他の選手をコースの内側もしくは外側に圧力をかけて追いやる行為を指す。
押圧は悪質と判断されれば失格となる。
斜行
他の選手のコースに斜めに入ってくることを指す。
斜行は悪質と判断されれば失格となる。
発走後に関する主なルール
内線・外線突破
他の選手のブロック等がなく、走路の内線・外線を超えて走行することを指す。
内線・外線突破は失格となります。
競争戒告
軽微な妨害行為で、反則とまではいかない場合のことを指します。
6出場中2回行うと罰則対象となります。
タイムアップ
3着までに入着した選手が、試走タイムより良いタイムで走行した場合のことを指します。
試走では全力で走行することが基本(試走では他の選手との駆け引きもない為、ベストなコース取りも出来る)なので、試走がベストタイムでなくてはいけない。
タイムアップは罰則対象となります。
※急な天候変化等で理由がある場合は認められる。
試走戒告
試走タイムが競走タイムと比較して0.02秒/100m以内だった場合のことを指す。
試走戒告は6出場中2回行うと罰則対象となります。