【結婚式の二次会】メリット・デメリット

結婚式・披露宴の後に行う二次会!

披露宴に呼べなかった友人を呼ぶことも出来るというようなメリットもありますが、時間の拘束が長くなるというようなデメリットもあります。

今回は二次会のメリットデメリットに加えて、幹事の依頼(ご友人に依頼することが多くトラブルも起こります)までご紹介させて頂きます。

結婚式の二次会を行うメリット

【結婚式披露宴に呼べなかったゲストを呼べる】

大人数で結婚式が出来るホテルウェディングならば問題ないかと思います。しかし専門式場やレストランウェディングなどで、新郎新婦が気に入ったバンケットルームの収容人数の制限や予算面で呼びたいゲストの人数を抑える必要に迫られる等、呼びたいゲストを呼べない状況も起こりえます。

そんな時に、祝ってほしい友に参加して頂く手段として2次会を行う。

【ご友人とゆっくりお祝いできる】

披露宴はおよそ2時間~3時間(地域等によって時間は異なります)、その限られた時間の中で「祝辞」「乾杯」「お色直し数回」「ケーキ入刀」「キャンドルサービス」さらには「余興」であったり「職場の上司や同僚がお酒を注ぎに来る」と盛りだくさんの内容で進行していきます。

プランナー&自身の結婚式経験者の立場から、披露宴中の新郎新婦は大忙しで余裕も時間もありません。

もっと言わせていただくと、新郎様は「最後の挨拶」新婦様は「両親への手紙」(やらない方もいますが)等、それぞれ大勢の前で話す場面もあり緊張しています。

はっきり言いまして、ご友人とゆっくり結婚を祝う会話を楽しむ時間がありません。

ご友人とゆっくり話しながら結婚を祝って頂く選択肢として二次会を行う新郎新婦も多くいらっしゃいます。

【出会いの場の提供】

よく聞く話ですが、やはり男女の出会いの場としての二次会という要素は少なからずあります。

幸せいっぱいの新郎新婦からそれぞれの友人に幸せのお裾分けとしての二次会を行います。

 
azassu
私が担当した新郎新婦様の中にも、出会いが友人の結婚式だったという話は何度か聞いたことがあります。
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二次会を行うデメリット

【準備が必要】

デメリットではこれが一番大きいと思います。

二次会会場とお金を集める幹事はご友人に依頼出来ても、みんなで盛り上がるためのゲームや余興の準備は結婚式が近くなって、出欠席の確認をしながら席次表を作ったり、ウェルカムアイテムなど忙しく準備している新郎新婦様にとって大きな負担となります。

二次会の進行や余興もご友人に依頼するという手もありますが、人によってはやはり仲の良いご友人もゲストなので楽しんで頂きたい。という思いから頼みづらく感じる方も多くいらっしゃいます。

もし頼むのであれば、新郎新婦のお二人もちゃんと準備サポートして、幹事を引き受けてくれたご友人の二次会の会費を負担するなどの気遣いが必要だと思います。

もちろん、業者や二次会を行う会場に進行等を依頼するのもありです(会場によっては引き受けてくれない場合もありますので事前確認してください)。その場合は、もちろん料金的なものはかかってきます。

【長時間ゲストを拘束することになる】

結婚式はやはり参加者のことを考えて土日に挙げる方が多いのですが、ゲスト全員が土日休みではありません。

接客業の方で土日が忙しいから土曜日の夜は休みたい。であったり、日曜日の結婚式の二次会であれば翌日は平日の月曜日となり一週間の始まりの日です。

招待するゲストにもよりますが、そういった理由からせっかく企画した二次会に参加者が少ない。という事態も結構見かけました。

事前にちゃんと出欠の確認が取れておらず、当日の欠席であればもちろん料金は発生しますので、新郎新婦の負担となることもあり得ます。

【ゲストの金銭的負担】

二次会から参加するゲストであれば、二次会の会費だけで済むと思いますが、結婚しいから参加のゲストであればすでにご祝儀を出しています。

そしてさらに二次会の会費として金銭的負担がかかります。

結婚式から参加の方の二次会会費を半額にして新郎新婦で負担するなど、ゲストに対して配慮が出来るかどうかで、お二人の評価も変わりますし二次会への参加しやすさも変わってきます。

ご友人に二次会幹事を依頼する際の注意点

【幹事は仲の良い信頼できる友人に頼む】

二次会の幹事には参加者の会費の管理もお願いすることになると思います。例えば一人5,000円の会費で20名参加となれば、それだけでも100,000円という大きな金額を管理することになります。

万が一のことを考えて信頼できるご友人に依頼しましょう。

【招待するゲストを良く知る友人に頼む】

参加者が多くなればなるほど、誰から会費を貰って誰からもらってないかをチェックするのが大変になります。参加するゲストをなるべく把握できるように、参加者を多く分かっているご友人に頼めば

会費の徴収漏れがないと思います。

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【新郎側・新婦側両方から幹事を出す】

上の理由からもわかるように、参加者の顔を多く知っている方が好ましいです。

参加するゲストは新郎側も新婦側もいることが多いと思いますので、幹事も双方から出すようにしましょう。

その方がお金の管理もお互いの目があるので万が一の事態は起こりづらいと思います。

【幹事同士の顔合わせの場を作るようにしましょう】

出来れば事前に幹事同士で顔を合わせる場を新郎新婦主体で作って頂きたいです。

事前が無理であれば結婚式当日でも良いので、いきなり二次会始まる直前に顔を合わせるというようなことがないように、お互いを紹介する場が持てるように二次会の幹事を引き受けてくれた友人にも気を配りましょう。

もしかしたら、そこでの交流から幹事の方から二次会の出し物等を考えてくれるかもしれませんし、新たな出会いとなるかもしれません。

【幹事のお礼】

はっきり言うととても面倒くさい二次会の幹事を快く引き受けてくれた幹事です。

他のゲストと同じ会費ではなく新郎新婦の方で考慮して頂けると幹事をする友人も気持ちよく幹事をできると思います。

また、幹事のお礼ですが良く聞く例ですと二次会会費+3~5,000円くらいがよろしいかと思います。

まとめ

二次会を開催するにもやはりメリット・デメリットがあります。お2人が結婚式を挙げる曜日やゲストが遠方の人が多いのか少ないのか?などによって、二次会をやる・やらないの選択肢も変わってきますので、お2人でよく考えて頂ければと思います。