顔合わせ会を行う目的
顔合わせ会を行う目的としては大きく2つ考えられます。
1.結納の代わりの顔合わせ会
最近では結納式を行わないご両家も多くなっております。
結納式を行う場合であれば、結婚前に結納式でご両家ご両親が顔を合わせる機会が作れますが、行わない場合は結婚式まで顔を合わせることがない。と言うような事がないようにお食事を用意して顔合わせ食事会を行います。
また、堅苦しくしたくないということで結納式はしないけど顔合わせを行い。顔合わせ会で結納金だけ渡す。のように、顔合わせ会の中に結納式の一部を組み込んで行うこともあります。
2.結納を行う前の顔合わせ会
この場合は、結納や結婚式などの調整や段取りの相談を目的としたものになります。
私が結納式をする際にも、結婚式がしたい日付より半年ほど前に一度自分の両親を連れて新婦家に伺って以下のことを話し合って調整しました。
〇結婚式の日取り
〇結婚式にかかる費用と負担
話し合う内容の「結納式を行いたい」ですと、そのままご結納に繋がりますので今回は「結納の代わりとしての顔合わせ会」をご説明します。
結納式を行う方はこちら!
顔合わせ会はどのように行うのか?
顔合わせ会には、結納式のように決まったしきたりはありません。
この顔合わせ会でご両家のご両親が初めて顔を合わせる。という場合が多いと思いますので、顔合わせではどちらにも面識のあるお2人が会を進行していくのが主流です。
(婚礼の申し込みでパートナーの自宅に伺った際に会っていると思います。)
堅苦しい結納式ではなく顔合わせをする。という意向もあると思いますので、顔合わせ会を行う場所にもよりますが、服装も堅すぎずカジュアルでご両家のご両親に楽しんでお食事をして頂きながら自身の両親を紹介できればベストだと思います。
【注意点】
カジュアルな服装といっても、初めてご両親同士が顔を合わせる場なので、礼装でなくてかまいませんのでスーツやワンピース着用が望ましいです。
顔合わせ会の費用と負担
顔合わせ会にかかる費用は、おおよそ一人1万円くらいが相場です。
なので、お2人とご両家ご両親の計6名であれば、おおよそ6万円前後が平均的なお食事代となります。もちろんこの料金はお2人が選んだお店とメニューによって料金は変わります。
料金は誰が負担?
顔合わせ会のお食事代に関しては誰が払うか決まってはいません。一番多いパターンですと新郎新婦で負担する。次いで、嫁(婿)に頂く側の家の負担するというパターンです。
支払いは、食事の最後になってしまうと誰が出すなどで余計な気を使わせてしまうので、事前に誰が支払うのか決めてお食事終了前に支払っておけばスマートですね。
また、どこで(場所)行ったかによっても負担の仕方を変える方も居ます。中間地点で行えれば良いのでしょうが、どちらかのご両親が気を使って相手方の地元まで飛行機や新幹線を使って出向いてきた場合などは、交通費がかかっているので来てもらった家が負担するなども見受けられます。
交通費の負担は?
上で書いたように、交通費は各自で支払うことが多いです。ただ、どちらか一方だけが負担の大きくならないように、食事代や宿泊するのであればホテルの手配など配慮は必要だと思います。
顔合わせ会【まとめ】
両家顔合わせ会をご紹介しましたが、もしもお2人で進めて行くのが不安であれば対応してくれる式場に相談してみるのも手です。
お食事の面でもご両親のお好みのものを相談できますし、もしお2人が結婚式を決めている会場でお食事会や結納式を行えれば会場チェックはもちろんお料理も満足して頂けて安心すると思います。