結婚式に参加したことがある人は、必ず目にしたことがあると思います。
各テーブル・新郎新婦の着座する高砂を彩る会場の装花ですが、ブライダル業界にいる人間は普通に使う『会場装花』という言葉は特殊な様で、パソコンの変換でもすんなりは出てくれません。
装花は会場の雰囲気を決める重要なアイテムです。
お2人が選んだお花、そしてテーブルクロスで会場の雰囲気はがらりと変わります。
挙式で使用するお花
挙式でも装花を使用するポイントはありますが、会場によってはお花から出る色素でヴァージンロード等に色が付きのを嫌って造花のみになっている会場もありますので、打ち合わせの際にご確認ください。
チャペル式
祭壇の装花
祭壇とは、神父様と新郎新婦が向かい合い誓いの言葉を交わしたり、誓約書にサインをする場所になります。
ベンチフラワー
挙式参加者が座る長椅子のヴァージンロード側に設置するお花になります。
その他チャペル挙式で使用するフラワー
〇ヴァージンロードに装飾する装花
〇リングピローに装飾する装花
受付で使用する装花
受付装花
受付には一般的に「プレート」に「ご両家名」もしくは「Groom(新郎)・Bride(新婦)」等の記載と共に装飾をします。
お2人の写真であったり、似顔絵であったり、お花だったりします。
ウェルカムアイテム用装花
受付の回りには「ウェルカムアイテム」と呼ばれるものをご用意する新郎新婦が多くいます。
ウェルカムアイテムにも額縁があるような物やイーゼルであれば装飾をする新郎新婦もいます。
〇モザイクウェルカムボード(大量の写真を使用して新郎新婦のツーショット写真にするもの)
〇ウェルカムドール
〇ネーム・イン・ポエム(お2人の名前をポエムにしたもの)
〇席次ボード
〇アルバム写真
披露宴で使用する装花
メインテーブル装花
新郎新婦の2人が座るメインテーブル(高砂席)を飾り付ける装花になります。
ゲストから見えるように一段高く作られているメインテーブルは一番注目が集まる席になります。
またメインテーブルの花に合わせてゲストテーブルの装花やテーブルクロスも組み合わせる人が多い重要な部分になります。
ゲストテーブル装花
ゲストテーブルの装花は、円卓テーブルであれば卓の中央に配置するのが一般的で、流しテーブルであれば縦長のテーブルの中に1～3個くらい配置するのが一般的です。
ゲストテーブルの装花は、テーブルクロスとの相性も重要になります。
中には、テーブルクロスを選んでからクロスに合わせてお花の打ち合わせに入る方もいます。
お花もテーブルクロスも会場のイメージを作る重要なポイントになるので、どちらを優先してチョイスしていくのか新郎新婦二人で相談してみてください。
また、ゲストテーブルの装花は最後にゲストの皆さんに持って帰って頂く新郎新婦様も多くおり、最初から持ち帰って頂く前提でゲストが持ち帰りやすく人数分に分けて設置する場合もあります。
ウェディングケーキ装花
ウェディングケーキの周りに設置している装花になります。
ウェディングケーキにも食用の花(実際にゲストに出す際には取って提供することが多い)を装飾する場合もありますので、色味を合わせて考えるのもいいと思います。
お花を用意する担当(お店)が違うので、統一したイメージで作るのであればそれぞれに依頼することを覚えておいてください。
メインキャンドル装花
ゲストテーブルをキャンドルサービスで回り終えた後は、新郎新婦横に設置しているメインキャンドル(ルミファンタジアやバルーン等の場合もあります)の点火に移りますが、メインキャンドルの台座にも装花で彩るのが一般的です。
挙式・披露宴で使用する装花【まとめ】
挙式・披露宴ではお花を使用する場面が非常に多くなっています。
また、使用頻度が多い分お花によって会場のイメージは大きく変わるので、ご紹介させて頂いたものを参考に会場を作り上げて頂ければと思います。
良く使われる部分でご紹介しましたが、ご紹介したところ以外でもご希望によりお花の出番はありますので一覧でご紹介します。
〇マイク装花
〇グラス装花
〇エントランス装花
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