オートレースとは、日本の公営競技の一つです。
〇競輪
〇競艇
〇オートレース
オートレースの成り立ち(初心者向け)
オートレースは、1910年に不忍池で開催された自転車競争の余興として行われたのがきっかけとなってスタートしたのが始まりといわれています。
その後の1914年に兵庫県にある鳴尾競馬場で正式にオートレースが開催されました。
当時は現在とは違い、オートバイをギャンブルとしてではなく、レースとしての走りを楽しむのがメインとなっていました。
ギャンブルとしてのオートレース
1948年に【競輪】がスタートしたことで、オートレースにもギャンブルとしてのレースを望む声が多くなりました。
1950年に千葉県が船橋オートレース場でオートレースを開催したのが、ギャンブルとしてのオートレースの始まりです。
開始当時のオートレース
ギャンブルとしてのオートレース開始当時はバイク自体の性能が悪く、今の様に舗装された走路ではなくダート走路でした。
その為選手同士の接触も多く、事故が多発していました。
現在では開粒型アスファルトコンクリートで、タイヤが地面を捕まえやすく雨の日でも対応できるよう水はけが良い路面になっています。
【オートレース場】初心者が覚えておきたいオートレース場一覧
詳しくは下記リンクからも見れます。
〇伊勢崎オートレース場(群馬県伊勢崎市)
〇浜松オートレース場(静岡県浜松市)
〇飯塚オートレース場(福岡県飯塚市)
オートレースを開催しているオートレース場のことを【本場】というような呼び方をします。例えば、「伊勢崎オートレース本場」のような言い方ですね。では、全国では一体いくつ【オートレース本場】があるのでしょうか?yome[…]
オートレースの滑走路(初心者向け)
オートレースの競争路は1周500mとなっています。コース幅は30mで楕円形のコースを周回してレースを行います。
距離でいえば、スタートラインはゴールラインの100m後方になりますので500m×周回数+100mとなります。
周回数はレースのグレードによって異なります。
・一般レース・・・6周(3,100m)
・GⅡ優勝戦・・・8周(4,100m)
・GⅠ優勝戦・・・8周(4,100m)
・SG準決勝・・・8周(4,100m)
・SG決勝戦・・・10周(5,100m)
【オートレースと競輪】カントの違い
同じような楕円形のバンクを使用して周回する競輪場との大きな違いはカント(傾斜角度)です。
直線のカントはあまり変わらず2度~4度(オートレースは直線もコーナーも2.25度)となっていますが、競輪では25度~35度になっています。
※競輪場は、その競輪場によって距離もカント角度も違います。
競輪でカントがきつくなっているのは、最高速度70km以上のスピードでコーナーに侵入した際に遠心力で外に広がっていく自転車をまっすぐ立つことが出来るように、そしてスピードを落とさずコーナーを曲がれるように急角度になっています。
対してオートレースでは、コーナリングでの技量もレースの魅力の一つです。コーナーで曲がりやすい様に、予めタイヤ自体に角度を付けています。
コーナーで角度を付けて今以上にスピードが出るようになれば、選手の技量を活かすことが出来ない為、カント角が緩やかになっています。
次はオートレースの基本とルールをご紹介します!
ここでは、初心者が覚えておきたいルールをご紹介します。このページを見て頂ければ、初めてオートレース場に足を運ぶ方でも基本的なルールは分かるはず!そして、オートレースという競技を楽しんでいただけると思います。yom[…]